コーヒーの種

reforme2012-07-08

先日、インドネシアのお土産をお客様より頂きました。ジャワ島に​お仕事で行かれた様です。
当店を思い出して下さり有りがたいです。さて、コーヒーは、アカ​ネ科コフィア属の多年生の木です。コーヒー属は40種類位あるそうですが、そのうち3つが商品価値がある様です。
最近では、全世界で80パーセントが アラビカ という種が生産​されているとわれ、ほとんどの流通しているしているものがこれに​なります。当店も使用しています。
香味に優れている半面生産性が低い特徴があります。一方で ロブスタ という種があります。今回頂いたのがそれです。現在では、インスタントや、缶コーヒーや廉価なコーヒーに使用されています。強い耐病性があり生産性も高いです。
麦茶の様な香味がします。当方も暫く飲んでいませんでしたが、今回久しぶりに頂きました。
頂いた商品は焙煎後の鮮度も良くその特徴ある香味がしっかり出ていてすっきりした口当たりでした。ロブスタは賛否がありますが、それぞれの国の事情や歴史が関連するもので頭ごなしに否定出来そうにはありません。(消費者がもちろん良しとする範囲でですが)
エスプレッソや、アイスコーヒーに隠し味として少しブレンドしコクを出している名店も有る様です。


生豆時にエイジング?(収穫後しばらく経過しているとのこと)で豆もつるっとしていてフレッシュな香味こそありませんでしたが、まろやかでした。
*もう1つはリベリカ種ですが、流通していないので割愛しました。さらに種の下位の区分に品種があります。例 ティピカ、ブルボン、ゲイシャ など