当店では、深煎りの豆をお勧めしています。
苦みや、冷たいもの（熱いもの）には、一般的に人の味覚は鈍くなると言われています。よって深煎りの珈琲豆を使用し、細挽きにしてやや高温でゆっくり抽出することで、冷たくとも力強い味わいで美味しく感じる訳です。
また、抽出したての熱い珈琲を、氷で瞬間冷却する為、当然氷が溶けて薄まるのでやはり濃いめに抽出するのが王道でしょう。
しかしながら、最近のようにかなり気温・湿度が高い気候では、深煎りの豆よりも焙煎度合いが浅めの豆を使用したアイスコーヒーも爽やかで、すっきりした香味がありとても美味しいです。例えば、煎りが浅くても ドミニカやパナマまたは、コロンビアなど焙煎度合いの割にコクがある豆がお勧めです。
ドミニカは、とてもフルーティでお茶に近い感覚が有ります。ミルクなどを入れると薄く感じてしまうかもしれません。
（コクがあるとは、この場合 濃度が出る、粘性がある、ボディがあるという意味です）
「アイスコーヒーにしたら、豆がもったいない」というお客様が多いですが、１度お試しください。
＊確かに、ホットコーヒーで飲む場合のみに感じられる香味や、味わいはあるかもしれませんが・・
