自家焙煎珈琲リフォルメ(さいたま市のコーヒー豆専門店)

さいたま市(浦和、東浦和、南浦和の中間辺り)にてコーヒー豆の専門店を営んでいます。

コーヒーのうまみ

reforme2013-07-19




そもそもうま味とは、以下の記述のものですが、「美味しさ」の総称として使う方もいらっしゃいますので区別が必要です。

*「うま味」成分であるグルタミン酸は、実は母乳のなかにも豊富に含まれている。我々が「うま味」に懐かしさを感じるのは、生まれてすぐ口にする母乳のうま味がすり込まれているからなのだろう。
「うま味」が発見されたのは1908年、池田菊苗博士の手による。これに続き、1913年には旧東京帝国大学池田博士の弟子の小玉新太郎が鰹節のうま味成分のイノシン酸を、1960年にはヤマサ研究所の研究員、国中明が干し椎茸のうま味成分としてグアニル酸を発見。いまやUMAMIは海外トップシェフの共通言語となっているが、代表的なうま味成分のすべてを日本人研究者が発見したことからも、日本人は「うま味の先駆者」であると言えよう。「昆布と日本人 (日経プレミアシリーズ)」より一部抜粋


上記成分がコーヒーには、入っていない様ですし、微量では味覚に訴えるほどではないそうです。

実際、旨味をコーヒーから感じるのは難しい様です。
(ちなみに成人はこのアミノ酸由来の旨味を他の五味より敏感に感じやすいそうです)

コーヒーにうま味を求める場合、味の素を入れるしか現状ないのかもしれませんね。


(コーヒー豆の栽培方法でそのうまみを入れこむ技術があるかは不明)