ネスレ日本は8月28日、9月から“インスタントコーヒー”という呼称を“レギュラーソリュブルコーヒー”に変えると発表しました。ソリュブル”とは英語（soluble）で「溶ける」を意味するようです。ネスレは世界で初めてフリーズドライ製法によるインスタントコーヒーを開発した企業でもあります。
インスタントコーヒーや缶コーヒー＝美味しくない というイメージが背後にはあるのでしょうか。我々が使用して販売しているコーヒーを一般的に「レギュラーコーヒー」と呼ぶので、『レギュラー』は新名称につけたかったのかもしれませんね。
コンビニやファーストフードでもリーズナブルで美味しいドリップコーヒーが流行っている現状から大手であっても危機感があるのでしょう。
ちなみに我々のような小さな自家焙煎珈琲店が扱うプレミアムクラスや、スペシャルティの生豆を提供できるのは、国内でインスタント（旧名？）や缶コーヒーが多く消費され、日本全体の取引き量によりある意味支えられています。
さらにコーヒー関係の品質データなどはこういった企業のものを利用しているものが多いのです。
私は、TPOで使い分けて飲んでいます。
最近はサントリーボスの『グランアロマ』の香味がおすすめです。
