自家焙煎珈琲リフォルメ(さいたま市のコーヒー豆専門店)

さいたま市(浦和、東浦和、南浦和の中間辺り)にてコーヒー豆の専門店を営んでいます。

これからコーヒーライフを始めようとする方へ(初級編シリーズ4)

● コーヒーに含まれる成分についてですが、カフェインが気になります。どの位入っていますか。
一般的な淹れ方で淹れた120ccのコーヒーには、およそ60−100mg,
エスプレッソ30ccにも同程度、紅茶は30mg,煎茶は20mg です。
個人差にもよりますが、1日に2−3杯程度なら特に問題ないというのが一般的です。
● カフェインは体に悪いのですか
様々な薬理効果があるカフェインですが、妊娠中、胃が荒れているときなどは避けるべきですが、疲労回復、眠気ざまし、記憶能力の亢進、などプラスに働くことも一般では良く知られています。適量であれば「有害」ではないのは確かです。習慣性も禁煙やアルコールに比べ医学上問題視されるレベルではないでしょう。ちなみに浅煎りのほうが深煎りに比べ若干カフェインは多いですが、ほぼ同じと考えて差し支えないでしょう。
● コーヒーと健康についてはどうでしょうか
急性作用としては、さきほどの様な疲労感の回復、記憶計算力の活化、一方では不眠、不安感、胃液分泌による消化促進、一方では胃粘膜障害、
利尿作用、代謝促進、血圧上昇、便秘改善、一方では下痢 など
慢性作用では
パーキンソン病、大腸がん、②型糖尿病発症リスク低下(ほぼ確定)
アルツハイマー、胆石など(論争中)
心不全、高血圧、関節裏リウマチ、死産、膀胱ガン、潰瘍(リスク上昇の報告があったが否定または論争中)
ちなみに発症リスク上昇が確定しているものはありません。

個人差はありますが、適量楽しむ分には、健康食品としても知られるようになりました。

こういったコーヒーと健康についての新聞や記事が多く見られますが、免疫調査という研究手法上、すべての論文が正しいわけではないので注意が必要です。
カフェインレスコーヒーを飲んだり、体調に合わせてミルクを淹れて飲む、など日常を楽しく過ごせる範囲で長くお付き合いください。