コーヒー豆の選び方(参考にしてください)
以下選び方のポイントです。参考にしてください。
*淹れたて、挽きたて、焙煎後時間が経過しすぎていない、収穫後古く無いものなど鮮度が高いものが一般的に香り高く良いコーヒーです。そういった豆を選びましょう。
(豆のまま購入して、ご自身で粉にすることは大切です。
*産地や銘柄などの前に焙煎度合い(焙煎時間)が味わいに影響します。
焙煎時間の短い『浅煎り』は酸味が多く、『中煎り』(苦くない)→『中深煎り』(酸味と苦味のバランス、やや苦味寄り)→深煎り(苦みを楽しむ)となります。
例えば、ガテマラ産でも、焙煎度合いにより全く違うものに仕上がります。
シティロースト、イタリアンローストなどカタカナ表記の場合や、浅煎りのみ、深煎りのみの取扱店(その場合は産地などの特徴がより強くなります)もあります。
また、およそ浅煎りに向いている豆、深煎りに向いている豆の傾向もあります。
当店のお客様の傾向は、酸味より苦みを好む方が多いです。
*コーヒーチェリーの実を取り加工する工程に幾つかあります。(産地での精製方法)
実のまま干すナチュラル(N)→香りが豊で特徴が出やすい、実を取りお水に漬け込む(ウオッシュドW)→スッキリ、柔らかい特徴、そのハイブリット、インドネシア特有のものなどの加工による香味の差で好みを探ります。
*産地による特徴があります。一般的にはカリブ海(柔らかいくのみやすい)、アフリカ(ずっしりコクがある)など。近年は、より軟らかな、ユニークな、クリーンな珈琲が高値で取引される為、その傾向が強いです。
*最後は、そのお店のポリシーや、味作りがご自身に合うかの好みです。
当店の特徴は、繰り返しスッキリ飲める、雑味のない珈琲です。
ここ数年の珈琲業界の動きと当店の取り組みについて
当店使用の焙煎機について
当店使用の焙煎機について 岡山の大和鉄工所のマイスター。通常は水門などを設計、施工するこの会社の珈琲好き設計士さんの提案からスタート。カフェバッハの田口に相談をしたことがきっかけで開発に。既存の焙煎機にない機能も多く当店も重宝。例えば、外気温の変化に対応できる2重構造の釜。蓄熱と放熱のバランス(連続で焙煎する為)、投入した生豆を均一に熱が通る様工夫された攪拌羽、高性能温度計、微妙な味調整ができるアロマメーター(空気の調整弁)、煙が豆に罹らないようにできるインバーター制御のファン、やはり煙が被らないように高く伸ばした煙突(こうするとドラフト効果で上へ煙が上昇しやすくなる)など、全て雑味なくスッキリした珈琲作りに欠かせない基本技術です。キレのあるコーヒーには理由があります。
アイスコーヒーの作り方(1杯編、急冷式)
当店での試飲用のアイスコーヒーのレシピは以下の通りです。
・15グラムで130ccの抽出(出来上がり量)
出来上がり珈琲液を、氷をたっぷり入れたグラスに注ぐのみ。
細かめの挽き方で、やや高温(90度)でゆっくり抽出。
深煎りまたは、コクのある豆を使用
2人以上は、1人増えるごとに7〜10gプラスして豆を使用。