自家焙煎珈琲リフォルメ(さいたま市のコーヒー豆専門店)

さいたま市(浦和、東浦和、南浦和の中間辺り)にてコーヒー豆の専門店を営んでいます。

おすすめのドリッパーについて

reforme2015-01-18


ハンドドリップする際に使う抽出器具がドッパーです。ちなみに抽出された液体を受けるガラス製のものがサーバーと呼ばれます。そのドリッパーについてどのようなものを購入すべきか簡単ですが説明させて頂きます。
個人的には、写真にある三種類(左からハリオ社製、白い磁器が三洋産業製、カリタ社製)のものが購入しやすさを含めおすすめします。(ただし三洋産業のものは当店での販売)
おすすめする理由のポイントは、大まかですがどれも
・ドリッパー内側のリブ(突起)が高い為、ドリッパーとペーパーの間に空気溝を作りスムースに粉の中の空気を抜いて充分な粉の「蒸らし」ができる。
・ドリッパーの角度がやや鋭くし、ろ過層を深くとれるようにし、より滑らかなコクのあるコーヒーを抽出できる
・抽出スピードをコントロールするためドリッパー裏底の穴の突起を大きくし、コーヒー液の通る穴の容積を増やし、下への引き圧がかかり安定した抽出かできる
などです。
どれも『抽出が目詰まりせず、滞り無くスムースに出来ることが良い点です。』
時間が必要以上にかかってしまうと欲しくない苦みや雑味が出てしまいます。また、焙煎度合いが浅いものほど粉にした時にチャフ(微粉)が出やすくより目詰まりしやすくなるので対応できる、自由度の高いものがよいと考えます。
そこでもう1つポイントですが、ドリッパーと組み合わせるペーパーフィルターの目の粗さ(透過率)が重要になります。粗く目詰まりしないタイプのものがよいでしょう。当店で販売している三洋産業社製や、ハリオ、カリタ社製で良いと思います。
ドリッパーの素材で大きく香味は変化するとは思いませんが、磁器だとプラステックに比べて、温めれば保温効果もありますし、重さもあり安定します。また当店のものは白いので異物の発見もしやすいですし、コーヒー渋の汚れもおとしやすいメリットがあります。(1晩漂白すればとてもきれいになります)
当店取り扱いのドリッパーは、3つの中でも特に粉に注ぐ湯の量が多少変化しても、一定の抽出ができだれでも安定した抽出ができますのでおすすめします。
是非当店でお求めください。
三洋産業製
*101ドリッパー有田焼(1〜2杯用) 700円
*102ドリッパー有田焼(3〜5杯用) 750円
*101フィルター 40枚入り  100円
*102フィルター 40枚入り  150円
ハンドドリップはポイントを抑えれば最も簡単で衛生的です。ご家庭でご自宅カフェをやりませんか。