エスプレッソについて

reforme2014-11-26

ご家庭でエスプレッソを楽しむ方はまだ少ないと思いますが、オフィスや家庭で楽しむ際のポイントがあります。

エスプレッソメーカーについて
簡単に楽しむには、マキネッタと呼ばれる(通称モカ)直火式のものです。しかし専門店で飲むような濃厚な香味やトロリとした質感はできません。エスプレッソとは厳密には呼べないでしょう。
エスプレッソは、抽出方法の一つで極細挽きにしたコーヒー粉に高圧の蒸気をかけ、瞬時に成分を抽出するイタリア人が愛するコーヒーですが、使用するマシンの性能にお味もかなり依存します。
よってお店で飲むのがベスト(業務用のマシンがあるので)ですが、家庭用でも90度、9気圧(抽出時)、20〜30秒での抽出の条件を満たすものが良いでしょう。数万円から販売されています。また、専用ミルまたは、エスプレッッソ対応のミルでないと30秒抽出が出来ません(粗さをマシンに合わせるにはかなり細かく挽く必要あり)また、最も大切な点は、きちんとアフターケアしてくれるメーカーや代理店から購入することでしょう。

エスプレッソ豆について
専用の豆というのは、一般的にはありませんが、大抵はミルクを入れるカフェラテにする方も多いので深煎りが良いでしょう。ただし最近は中深煎りを使用するのが一般的な様です。そもそも抽出で苦みも出やすいのでやや浅煎りを混ぜるのもよいかもしれません。個人的には、イタリア製のコーヒー豆より国内のものの方が良いと思います。ロースト後の鮮度という意味でも、ロブスタ種を混ぜ込んでいるであろうという意味でも・・。
基本は、ドリップと同じ豆のグレードの良い(欠点のない)、適正焙煎、鮮度の良いという原理ではないでしょうか。