自家焙煎珈琲リフォルメ(さいたま市のコーヒー豆専門店)

さいたま市(浦和、東浦和、南浦和の中間辺り)にてコーヒー豆の専門店を営んでいます。

当店の焙煎の特徴について

reforme2011-10-03

当店の焙煎の特徴について少し説明させて頂きます。
・生豆の性質を考慮して、それぞれの豆に合わせた焙煎度合いや焙煎の仕方(火力など)を決定しています。珈琲生豆は同じ様に見えますが、生産国や精製方法などにより硬さやかさ密度、含水量などに違いが有ります。火の通り易さに影響します。よって基本的にはお客様が焙煎度合いを決めることはできませんが、最適の度合いのものを提供いたします。
・適正火力、適正時間で焙煎します。1回あたりの投入量や、焙煎機によりそれは違いますが、焙煎が進むと様々な成分や色素が変化し、化学反応がおこります。また当然香気成分の形成もその反応の一つです。適正焙煎というのは、こういった反応を考慮して美味しさを引き出す焙煎の意です。短時間で(数分間で)強い火力での焙煎の傾向は、やはりきちんとした香味やうまみが形成されず、香りも1時的で継続しない様に感じます。そもそも表面的には色づいても豆の芯まできちんと熱が通っていない場合も多く、強い酸味や渋みさえ感じます。
・排気能力の高い焙煎機を使用し、ただ苦みが強い、煙が被ったスモーキーな香味では無い、深煎りでもすっきりしたほんのり甘み(ベリー系)を感じる様な味作りをしています。適正な高さの煙突(排気)設置方法で、ロースター自体にも
インバーター制御の送風機が内臓されている為、排気能力を確保しています。
・ハンドピックは徹底し、不純物に限らず出来るだけ粒の大きさも均一の大きさに揃えて芯まで煎りムラの無い様にしています。また、焙煎機の釜の回転時の攪拌は、メーカーにより研究されていて投入豆が均一に攪拌される様に設計されています。(画像は、店内での生豆のハンドピック風景)
・浅煎りから深煎りまで幅広い品揃えをしています。偏った構成ではなく味のバリエーションも広がります。(味わいは、焙煎度合いによりかなり影響されます。)いわゆるスペシャルティコーヒーを主に扱っていますが、中煎り程度の焙煎度合いに集中せず日本人好みの中深煎りも含めた取り扱いをする様にしています。
・ニュークロップ(新豆)を使用し、焙煎後の鮮度管理もしっかり行っております。無料宅配も鮮度を考慮して、200g〜可能としています。
・再現性を重要視しています。珈琲豆も例外なく農産物で有る為、ロットや季節により香味がブレます。その調整能力を大切にし出来るだけ毎回同じ味わいになる様取り組んでいます。焙煎後の豆は、オーナー自らカッピングし確認します。
熱源は安定した商品作りを考えガスを使用し、季節の変化によるブレを減らす為、焙煎機は二重構造にして外気の影響を受けにくい構造になっています。